毛髪の広がり抑制・うねりケア
研究・テーマ
製品種類 | 糖アルコール |
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用 途 | コンディショナー、トリートメント、シャンプー |
特 徴 | うねり補整、しなやか |
製 品 | アクアオール#1、アクアオール#2 |
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製品種類 | 糖アルコール |
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用 途 | コンディショナー、トリートメント、シャンプー |
特 徴 | うねり補整、しなやか |
製 品 | アクアオール#1、アクアオール#2 |
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女性の約6割が髪の悩みを抱えているといわれており、悩みの種類として最も多いのが「パサつき」、次いで「うねり」が挙げられます。この「うねり」は、遺伝的な髪質、湿気、紫外線、ヘアカラーなどのダメージ、また加齢による髪質の変化によって生じることがわかっています。また、「うねり」のある髪は扱いにくく、見た目年齢をも高くしてしまうといった問題が起こります。
髪がうねる原因の一つとして、キューティクル損傷による水分保持力の低下が挙げられます。
傷んだ髪はキューティクルの状態が悪く、水分量のコントロールが上手く働いていないために、雨の日の湿気、冬場の乾燥など、環境の影響を受けやすくなっています。
そんな毛髪のお悩みに対して、ソルビトールやアクアオール(表示名称:加水分解水添デンプン、水)を用いた効果の検証を行いました。
※アクアオール・・・トウモロコシなどのデンプンから得られた加⽔分解デンプンを⽔素添加することによって得られる糖アルコールの⼀種であり、化粧品専用原料(表示名称:加水分解水添デンプン、水)です。詳しくはこちら
実験データ① うねり・広がり評価
【試験方法】
1.30cmのインド人うねり毛束を予洗いし、25℃、45%RH下で24時間自然乾燥・保管した。
2.毛髪1束に対して、固形分3%の糖液100mLに10分間浸漬した。
3.洗い流さずにクシを10回通し、高湿度下(25℃、90%RH)で保管し、6時間後の毛束の状態を観察、毛束の長さを測定した。
4.うねり抑制効果は、施術直後の毛束長に対する保管6時間後の毛束長の比率にて評価した。
【図1】保存前後の毛束の長さ比率
【図2】保存前後の毛束の状態
【結果】
水又はグリセリン又はソルビトールで処理した毛束は、保管6時間後にうねり・広がりが発生し、毛束長が短くなっていました。アクアオール#1又はアクアオール#2で処理した毛束は保管6時間後でも毛束の長さが維持されており、高湿度下における、うねり・広がりを抑える効果が確認されました。(※特許出願中)
実験データ② 毛髪の水分保持
【試験方法】
ブリーチ処理したダメージ毛を20%濃度の各溶液に24時間以上浸し、流水洗浄、乾燥後、25℃、82%RH条件下で24時間保管した。その毛髪を300mg用い、65℃、40分加熱し重量を測定した(重量A)。その後、180℃、30分加熱し重量を測定した(重量B)。
以下の式より二次蒸散水含有率(%)を求めた。 ※二次蒸散水含有率:180℃の加熱で飛ぶ水分の割合
【図3】毛髪の二次蒸散水含有率
【結果】
アクアオール#1、アクアオール#2で処理した毛髪の二次蒸散水含有率が高いことが確認され、毛髪の水分保持に繋がると示唆されました。
実験データ③ 毛髪の観察
【試験方法】
ブリーチ処理した毛髪を20%アクアオール #1溶液に10分間浸漬し、洗浄後ドライヤーで5分間乾燥させ、走査電子顕微鏡(SEM)にて観察した。
【図4】毛髪の電子顕微鏡(SEM)写真
【結果】
水のみでの処理と比較し、アクアオール#1処理検体のキューティクルの開きや損傷が抑えられていることが確認されました。
以上の結果より、アクアオールには毛髪の水分を保持しながらも、うねり・広がりを抑える働きが期待できることがわかりました。
✓シャンプー・トリートメント
しなやかで指通りの良い毛髪に
✓ヘアスタイリング剤
高湿度下でもうねりにくく、広がりにくい
✓その他ヘアケア製品
アクアオール#1、アクアオール#2、ソルビトール
※本記事は、化粧品業界の関係者ならびにその関連業務に携わる方を対象に、適正にご利用いただくための情報提供を目的としたものであり、一般消費者の方に対する情報提供を目的としたものではありません。
※製品化の際には、薬機法等の関連法規を遵守ください。
※実験データは測定値の代表例であり、最終製品での効果や安全性を保証するものではありません。
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