毛髪における感触コントロール(シャンプー・トリートメント)

研究・テーマ
製品種類 糖アルコール
用 途 コンディショナー、トリートメント、ヘアケア用品、シャンプー
特 徴 テクスチャー調整
製 品 アクアオール#1、アクアオール#2

研究の背景

髪に関する悩みは、女性の6割以上が抱えているといわれており、その悩みは髪質や年齢により様々です。

年齢を重ねた方や髪質が細く柔らかい方は「ハリコシ・ボリューム感がほしい」という髪悩みが多く、

若年層や髪質が硬く広がりやすい方は「しなやかなまとまりのある髪にしたい」という髪悩みが多くなっています。

ヘアケア製品には、このような様々な髪悩みに向けた処方設計が求められています。

試験データ

【試験方法】

①10cm毛束をグリセリンまたはアクアオールを固形分7%配合するモデル処方のシャンプー・トリートメントで各1回処理。

②ドライヤーで乾燥後、板に毛束を設置し(図1)、処理前との距離の変化値を評価(図2)。

【図1】実際の毛束距離の変化状態

【図2】板から毛束毛先までの距離変化値

【結果】
アクアオール#1配合のシャンプートリートメントで1回処理した毛髪は、板からの距離が処理前と比較し小さくなり、

しなやかな毛髪となりました。

アクアオール#2配合のシャンプートリートメントで1回処理した毛髪は、板からの距離が処理前と比較し大きくなり、

ハリコシ感のある毛髪となりました。

 

アクアオールシリーズの使い分けにより、毛髪のテクスチャーを調整することが可能と推測します。

こんな用途に使えます!

商品コンセプトに応じたアクアオールの使い分けにより、毛髪のテクスチャー調整に貢献できます!

インバス商品に限らず、アウトバス商品にも広くお勧めてしております。

 アクアオール#1 :まとまるしなやかな髪へ
アクアオール#2 :ハリコシ感のある髪へ

※本試験では固形分7%で試験をしておりますが、3-5%配合でも毛髪テクスチャー調整に寄与できる可能性があります。

使用している製品

アクアオール#1、アクアオール#2

アクアオールについて

※本記事は、化粧品業界の関係者ならびにその関連業務に携わる方を対象に、適正にご利用いただくための情報提供を目的としたものであり、一般消費者の方に対する情報提供を目的としたものではありません。

※製品化の際には、薬機法等の関連法規を遵守ください。

※実験データは測定値の代表例であり、最終製品での効果や安全性を保証するものではありません。

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