用途/効果
保湿

保湿

保湿×糖

保湿とは皮膚の水分を補う、水分の蒸発を防ぐなど、皮膚の潤いを保つことを言います。水分を保持する働きをもつ天然保湿因子(natural moisturizing factor)には、アミノ酸、ピロリドンカルボン酸、有機酸などが挙げられますが、糖も天然保湿因子の1つとされています。※

化粧品に使用される保湿剤としては、水溶性成分としてグリセリン、BGなどの多価アルコールが一般的です。

糖アルコールも水溶性保湿剤/多価アルコールとしてソルビトールやマルチトールなどが従来より使用されてきました。

しかし、保湿感を演出するためには「保湿力」は重要な要素ですが、しっとり感などの「感触」も重要な要素であると言えます。「しっとり感は感じながらもべたつきは軽減したい!」そんなお悩みが糖アルコールで解決できるかもしれません。

 

※参考:日本化粧品工業連合会「保湿とエモリエント

 

この用途に使用できる糖アルコールについて知る

よくあるご質問

    • 保湿力の効果を出すにはどのくらいの添加量が適切ですか?

      用途によって異なりますが、数%で効果が期待されるため、まずは2~5%程度でお試しください。高分子の糖アルコールは添加量が増える程に被膜効果が大きくなるため、適宜調整することを推奨しています。

    • ソルビトールと他の糖アルコールの違いを教えてください。

      ソルビトールやマルチトールなどは単糖の糖アルコールであり、肌への保湿力などに優れています。一方で加水分解水添デンプンは複数の分子量の糖アルコール複合物であり、接着性や被膜性など単糖の糖アルコールとは異なる感触が期待されます。

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