【化粧品から攻める糖アルコール】~化粧品業界の糖アルコールパイオニアを目指す~

コラム

プロフィール

 

私は新卒で弊社に入社した、社会人4年目のメンバーです!
いまはアクアオール※を中心とした化粧品業界の技術営業を担当しています。
日々お勉強をしながら、外回りを頑張っています!

 

※アクアオール・・・トウモロコシなどのデンプンから得られた加⽔分解デンプンを⽔素添加することによって得られる

糖アルコールの⼀種であり、化粧品専用原料(表示名称:加水分解水添デンプン、水)です。詳しくはこちら

 

化粧品業界での物産フードサイエンスの存在意義

研究開発センターにおける化粧品用途開発は、「コスメ&ライフグループ」が行っています。
皆様もご存じの通り糖アルコールといえば、ソルビトールでの保湿用途がメインですね。私たちのチームでは、糖アルコールの化粧品用途を増やすべく、2~3年ほど前から化粧品分野に注力し始めました。

2020年12月に化粧品専用原料であるアクアオールを上市しましたが、それ以外にもキシリトール、マンニトールといった他の糖アルコールも化粧品用途に使えることをご存じでしょうか?

全部同じ糖アルコールでしょ?と考えているそこのあなた!!実は違うのです。

糖アルコールにもたくさん種類がございます。この2年間研究していく中で、各糖アルコールの性格の違いに一番驚かされたのは私たちでした。

どの用途に何が適しているのか、他に新しい用途は無いのか?それを世に広めていくことが私たちの使命です。

化粧品分野での糖アルコールの役割

保湿剤、可塑剤、被膜剤、接着剤、感触調整・・・他にもたくさんございます。
ご存じでしたか?こんなにもできることが多いのです。

現在市場でよく目にするものでは、スキンケアやヘアケアなどに保湿剤としてソルビトールが使用されていることが多くみられます。また化粧水でのさっぱり感付与としてエリスリトールが化粧水に使用されているのもよく見かけますね。

一方・・・アクアオール、実はじわじわ広まりつつございます。昨年度はヘアケアデータを特化して取得していたからか、

シャンプーやトリートメント、スタイリング剤への採用が多くございました。

 

今後の展望

アクアオール上市をきっかけに、私たちはがむしゃらにアプリケーションデータ取得をしてきました。学会やメディアへの露出も増やしてきましたが、化粧品業界で糖アルコールのパイオニアというにはまだまだです・・・。

日々の化粧品メーカー様との面談を通じて、課題解決のためのアプローチを地道に見つけて参ります。
そして日本最古の糖アルコールメーカーとして、化粧品業界での糖アルコール存在価値を見出します。

 

当サイトでもデータを更新していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。

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