当社は糖アルコールの製造・販売を行うメーカーではありますが、SDGsの取り組みへの関心が高まる中、原料メーカーとしてどんなことに貢献できるのか?ということについて改めて考えてみました。
皆さんがよく口にするパンや惣菜、飲料といった食品から、日々使用する化粧品や薬、保湿ティッシュといった生活用品まで糖アルコールは生活の至るところに存在しています。糖アルコールには「パンやケーキをもっとふわふわにしたい!」、「もっちりした泡で洗いたい!」など、様々なお悩み解決に役立つ特徴があります。
糖アルコールはトウモロコシやタピオカなどのデンプンを主な由来原料としており※1、幅広い効果と高い安定性により新しい価値を生み出すことで、社会に貢献できる素材であると考えています。
※1:エリスリトールは発酵法による生成物
【図1】 名古屋工場の太陽光発電設備
工場内、合計4か所に太陽光パネルを設置しており、自然エネルギーの活用・遮熱による断熱効果が期待されます!
【図2】 糖アルコールの特徴
糖アルコールは、素材としての特徴だけでなく、様々な使い⽅ができる汎⽤性の⾼さも魅⼒の1つであると考えています。植物由来の素材でありながら、油性原料やポリマーのような使い方もできることを知っていただければ、サステナブル化粧品への原料選択の幅も広がるのではないでしょうか。素材としての魅力だけではなく、幅広い用途での活用により、多様な考えやニーズにも対応できる、そんな素材となることを目指して研究開発を進めていきます。