製品ラインナップ
糖アルコール(化粧品用途)

加水分解水添デンプン

加水分解水添デンプンとは、トウモロコシなどを由来とする加水分解デンプンを水素添加して製造される糖アルコールの一種です。用いる原料の違いによって分子量が異なる糖アルコールが製造される、単糖および多糖の糖アルコール混合物です。よく「加水分解デンプン」と混合されがちですが、水素添加(水添)工程を経ることにより、糖アルコールとしての性質(着色しにくい、化学的安定性が高い など)が付与されます。弊社では、加水分解水添デンプンとして2つのグレードを保有しており、それぞれに特徴的な効果があるため、化粧品分野でのさらなる応用に向けて研究開発を進めています。

主な効果

例1) 感触改良
加水分解水添デンプンはグレードにより糖アルコールの分子量が異なります。それにより、しっとり感、被膜感、摩擦感などの感触に違いを出すことが出来ます。


例2) 被膜性
糖アルコールの中でも強い被膜性があり、肌や髪をコートすることにより保湿や指通り改善などの効果が期待出来ます。


例3) 接着性
乾き際の接着感が強く、ヘアスタイリングなどへの応用が期待出来ます。また、肌に使用した際の残存性が低いことも特徴であり、安全性の高い接着剤としての利用も期待されます。

 

図1. 加水分解水添デンプンの特徴

 

規格一覧

化粧品自主規格     (70%液製品)

医薬品添加物規格    (70%液製品)

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