スキンケアの考え方をヘアケアやメイクアップ品などにも応用する『スキニフィケーション』について、注目度の高まりとともに気になっている方は増えているのではないでしょうか。
当社の糖アルコールはスキンケアにもヘアケアにもメイクアップ品にも使える素材であり、スキニフィケーションの考え方にも応用できます。スキンケアでは保湿のイメージが強い素材ではありますが、スキンケア以外にどんな応用の仕方ができるのかをご紹介いたします。
多価アルコールといえば保湿効果やしっとり感を付与する効果が一般的です。
当社の糖アルコールの中でもアクアオール#1、アクアオール#2(化粧品表示名称:加水分解水添デンプン、水)について保湿効果の観点でご紹介します。
上記の記事でもご紹介しているとおり、アクアオール#1、#2はどちらも肌に対する保湿効果を有しています。
さらに、肌の保湿だけではなく、アクアオールの髪に対する保湿効果もご紹介します。
ヘアケアでの保湿に対するイメージとして、潤いのある毛髪を維持したいけど、毛髪が水分(湿気)を吸収すると「うねり」が発生して髪がまとまらない!そんなことはありませんか?
保湿剤と一口に言ってもその効果は様々で、毛髪に対する作用も異なります。アクアオールは保湿効果がありながらも、湿度変化の影響を受けにくいという特徴があり、湿度に由来する毛髪のうねり・広がりを抑える効果があります。
アクアオールで『湿度変化に強い保湿剤を選択することで、質感を維持しながら、うねりや広がりを防ぐことができる』ことを知ってもらえれば、原料選択の幅が広がり、より理想に近い商品設計が可能になるのではないでしょうか。
アクアオール#2は、被膜特性が特徴的です。
柔軟性のある被膜を作ることで、サラッと乾き、べたつかない質感を演出することができます。
スキンケアでは質感向上や自然なツヤ感に役立つ特徴ですが、ヘアケアにも応用が可能です(図1)。
【図1】ヘアケアへの応用
このように、柔軟性のある被膜を作ることで、自然なスタイリングなどに適しており、保湿剤の一種でありながらも被膜剤や油性原料のような活用も期待できます。
糖アルコールの一種であるエリスリトールは、一般的な多価アルコールのイメージとは少し異なる物性や質感をもった素材です。吸湿性が低く、べたつきにくい、さわやかな感触が特徴であり、皮膚常在菌に対する静菌効果を持つことが明らかとなっています。この皮膚常在菌の静菌効果は、臭いケア・ニキビケアに応用することができます。
また、このエリスリトールは頭皮の常在菌であるマラセチア菌に対しても静菌効果が確認されており、フケや頭皮トラブルを防ぐ可能性が示唆されています。
エリスリトールは自然由来指数1.00の素材であり、ベタつきの少ない保湿感があることから、肌・頭皮への日々のケアとして優しいケアに役立てることができます。
※本記事は、化粧品業界の関係者ならびにその関連業務に携わる方を対象に、適正にご利用いただくための情報提供を目的としたものであり、一般消費者の方に対する情報提供を目的としたものではありません。
※製品化の際には、薬機法等の関連法規を遵守ください。
※実験データは測定値の代表例であり、最終製品での効果や安全性を保証するものではありません。