ケストースに関する論文が公開されました
研究開発ニュースリリース
掲載先:International Journal of Molecular Sciences
タイトル:In vitro evaluation of different prebiotics on the modulation of gut microbiota composition and function in morbid obese and normal-weight subjects
概要:正常体重および肥満患者から糞便を取得し、イヌリン型フルクタン(1-ケストース、Actilight、P95、Synergy1およびイヌリン)およびガラクトオリゴ糖を含有する培地で培養を行った。その結果、1-ケストースでは、ガス生産量が増加し、Fae. prausnitzii、Bef. longumの増加が見られた。また、肥満患者群において1-ケストースは短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸)の生産量を増加させた。さらに、腸管上皮細胞との相互作用を確認したところ、肥満患者糞便のケストース培養液による値は、正常体重の値と同程度になることが分かった。以上のことから1-ケストースの摂取は、肥満患者腸内細菌叢を改善し、生活習慣病改善に良い影響を与えることが示唆された。
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